Tomorrow 第5話
自分は一人じゃない。河原さんは少なくともそういう思いの中で逝くことができたんじゃないですか。
河原のぶ子(佐々木すみ江)の葬儀の後、仙道郁夫(岸部一徳)のこの言葉を聞いた森山航平(竹野内豊)はどう感じたでしょうかね?
8年前に田中愛子(菅野美穂)の母親を死なせてしまった医療ミスのことが病院内に知れ渡って、孤独にさいなまれることになります。人の噂も七十五日と言うけど、実際は大変ですよね。いじめられた経験がある人、仕事で失敗して怒られた人、どうでしょう?孤独を感じたときに「自分は一人じゃない」って支えてくれる人が周りにいましたか?家族?恋人?
でも、森山航平には心の底から安心して身を任せて頼れる人がいないんですね。寂しいです。
そう、今日の『Tomorrow 第5話』、テーマは「孤独」です。
森山航平を孤独にしてしまった・・・病院内に噂を広めてしまったのは、かつて大学病院で同僚だった安達裕也(袴田吉彦)でした。市民病院再建のために遠藤紗綾(緒川たまき)に誘われて外科部長として赴任してきます。
右手をずっとポケットに入れていたのは何?って不思議に思ってたら、安達にも誰にも言えない過去があるようです。
ストレスのため、半年前から右手が言うことを聞かないとは、外科医としては致命傷ですね。
ひょっとして8年前の医療ミスの直接の原因は安達だったのかもなんて思ってましたが、そうではなくて、そこには大学病院内で渦巻くエゴがあります。安達のストレスもそこにありました。
外科医はな、みんな心の中にいくつも墓を立てて生きているんだよ。
重い言葉ですよね。結局、安達も孤独なわけです。
8年前の医療ミスの原因は森山航平ではなくて、上司である教授でした。それを知った安達は教授にたてついて、その結果睨まれてエリートコースから外れてしまうんですね。教授の命令は絶対ですから。いわゆる「白い巨塔」ですね。
うーん、今後医療ミスの裁判はどういう方向に進むんでしょうか?田中七海は弁護士になって当時の教授を引っ張り出してきて真実を暴くのか?姉の考えは妹とは別のところにあるようです。
母、田中好美(永島暎子)も最期は大学病院で孤独だったと思ってたけど、そこにも森山航平が見守ってくれていたと知った田中愛子。
あなたも覚悟を決めて。
患者さんが笑顔になれるように、私と一緒にがんばって。
過去を封印して病院の再建に力を注ぐのでしょうか?
それはそうと、副市長の娘、随分ハッキリした子供ですね。将来、田中愛子みたいな看護師になるのかな?20年後、田中愛子が看護師長で副市長の娘が若手看護師みたいなシーンが思い浮かびます。そのときには、田中愛子は今の原田和子(エド・はるみ)のような周りがよく見えて落ち着きのある看護師になっていることでしょう。
何を一人で悩んでるの?吐き出しなさい。
とか、原田和子のように優しく包み込む女性に成長しているかもしれません。
キャスト:森山航平(竹野内豊)、田中愛子(菅野美穂)、遠藤紗綾(緒川たまき)、田中七海(黒川智花)、原田和子(エド・はるみ)、加藤圭太(永田彬)、杉山麻衣(橋本真実)、滝沢希美(有村実樹)、三島千夏(秋田真琴)、マコト(沢木ルカ)、橋元聡子(氏家恵)、金子歩(村松利史)、薮内二郎(六角慎司)、片岡庸一(田中実)、柿沼高太郎(志賀廣太郎)、安田涼子(大沢あかね)、安田早苗(松田美由紀)、田中好美(永島暎子)、蓮見洋治(陣内孝則)、仙道郁夫(岸部一徳)、安達裕也(袴田吉彦)
脚本:篠﨑絵里子
主題歌:星村麻衣 『ひかり』
Tomorrow公式サイト: http://www.tbs.co.jp/Tomorrow2008/
Tomorrow 第5話 視聴率: 10.3%

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