2008年8月10日

Tomorrow 第6話

二階堂志保(杉田かおる)、モンスターペイシェントですかぁ。キャスティングが絶妙ですね。

最近、モンスターペアレントが世間を賑わせていますが、病院でも好き勝手振る舞う患者がいるんですね~。「私は客」って顔をして傲慢な振る舞いをする人間は、学校や病院に限らずどこにでもいるもんですよね。やたらとジコチューな人が増えたのは何が原因なんでしょう?平和ボケ?みんな苦労してないから?つくづく嫌な世の中になったなって思います。

そんなモンスターペイシェントも病気には勝てないわけで、余命3ヶ月と診断されて自暴自棄になっています。そこに追い討ちをかけるように医療ミスが起こり、二階堂志保は意識不明になります。

これを喜んだのが出版社の編集長牧田(緒形幹太)。
二階堂志保は単なる金づるなわけで、もう1作仕上げてくれたら死んでもいい・・・なんて思ってる牧田。
どうせ死ぬのなら、医療ミスで死ねば、ガッポリ金が入ってくるという打算。

エゴが渦巻きます。

でも、今日の『Tomorrow 第6話』だと、医療ミスのシーンは必要なかったんじゃないかなって思います。
点滴のミスのところは抜きで、最初の余命3ヶ月と最後のデビュー作をつなげてもよかったんじゃないですかね?

もうすぐ死ぬ患者の気持ちなんかわからないでしょ?

あの二階堂志保のセリフをもっと深く掘り下げて描いてくれたら濃い内容になったはずなのに、途中の意識不明の件が前後と結びついてない気がしました。それに加えて、医療ミスが軽く扱われ過ぎかもって思いました。

朴訥としたしゃべりの仙道郁夫(岸部一徳)、二階堂志保のデビュー作を古本屋で見つけてくる田中愛子(菅野美穂)、床に頭を擦りつけて土下座する圭太(永田彬)・・・。謝ったり泣かせたりしたら勝負あったみたいな雰囲気じゃないですか。

田中愛子(菅野美穂)と田中七海(黒川智花)の母を死なせてしまった医療ミスがまだ当事者間では解決していない現状で、医療ミスって謝ればどうにかなるみたいな軽い描き方はちょっと合点がいきませんでした。

まあ、結果、二階堂志保も大事なことを思い出すわけで・・・。

死の直前のインタビューで遺作『陽はまたのぼる』を語る二階堂志保の晴れやかな表情はよかったですね。

誰かを幸せにしたかったら、自分が幸せになること。強くなること。
自分が何をしたいか考えればいいんだ。

デビュー作で出てきたこの言葉。二階堂志保も死の直前に自分の原点に戻れたのは幸せだったでしょうね。さらに、地方医療再生への提言までつなげたのは、うまいって思いました。

後、今日は森山航平(竹野内豊)も遠藤紗綾(緒川たまき)もそれほど目立たず、脇役の人たちがメインの回でした。こういう視点はちょっと意外だったけど、おもしろかったです。

ひかり

キャスト:森山航平(竹野内豊)、田中愛子(菅野美穂)、遠藤紗綾(緒川たまき)、田中七海(黒川智花)、原田和子(エド・はるみ)、加藤圭太(永田彬)、杉山麻衣(橋本真実)、滝沢希美(有村実樹)、三島千夏(秋田真琴)、マコト(沢木ルカ)、橋元聡子(氏家恵)、金子歩(村松利史)、薮内二郎(六角慎司)、片岡庸一(田中実)、柿沼高太郎(志賀廣太郎)、安田涼子(大沢あかね)、安田早苗(松田美由紀)、田中好美(永島暎子)、蓮見洋治(陣内孝則)、仙道郁夫(岸部一徳)、安達裕也(袴田吉彦)

脚本:篠﨑絵里子
主題歌:星村麻衣 『ひかり』

Tomorrow公式サイト: http://www.tbs.co.jp/Tomorrow2008/
Tomorrow 第6話 視聴率: 10.5%

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