篤姫 第35回
あらら、本寿院(高畑淳子)、まだ生きてたんですね。最近鳴りを潜めていたので、お亡くなりになったものだとばかり思っていました。で、再登場した途端、「宮さんと呼べじゃと!不埒極まりない」などとブチ切れ状態じゃないですか。京方の庭田嗣子(中村メイコ)ともども、騒々しくなってきました。
どっちもどっちじゃなぁ。
とあきれた顔で言った天璋院(宮崎あおい)の気持ちがよくわかります。
京方は相変わらず武家と公家の身分の差を強調するばかりで、江戸風になじもうとしませんが、和宮(堀北真希)自身はどう考えてるんでしょうね?前回の『篤姫 第34回』で天璋院が姑を敬えと言ったことは、心に残っているだろうけど、思ったことをすぐに口に出すわけにもいかないので、なかなかわかりにくいですけど・・・。
御所言葉の指導は堀井令以知氏でしたか。大先輩でございます。お公家さんの日本語を片手に『篤姫』を見ると、和宮に感情移入できていいですよ。
庭田嗣子(中村メイコ)の「あらしゃいます」とかも興味深く見ることができるでしょう。
しかしまあ、庭田嗣子は京方の中のボケ担当ですか。ツッコミ担当の観行院(若村麻由美)といいコンビですね。
おわたりの際、懐に剣を忍ばせていたと疑惑を持たれた和宮。その真意は?
後日、天璋院が直々に和宮と対談し、その真意をただそうとします。抜き打ちの持ち物検査を実行する天璋院から逃れようとする和宮。そのとき懐から落ちたものが・・・。
鏡でしたか。それを見た瞬間、ほっとしましたね。
和宮も天璋院と同じ人の子。夫と寝所を共にするときに鏡を懐にしのばせるなど、実にかわいい乙女心じゃないですか。天璋院、さぞ喜んだことでしょう。
京方も天璋院のこの和宮に対する行為についてはちょっと文句を言いにくいです。和宮が恥ずかしがるから表沙汰にしなかったんでしょうね。
これで天璋院は和宮のすべてを受け入れる決意をします。というか、そもそも天璋院はいわゆる嫁姑関係は望んでなかったですけどね。後は和宮の天璋院に対する気持ちだけ。もう少し話したいという雰囲気は、最後の花見のときにも感じられました。お互いにいい関係を築ければいいんですけど・・・。
宮様はきっとわかってくださいます。
と言って、徳川家茂(松田翔太)に攘夷は無理であることを和宮に伝えるよう助言します。
その夜、
国を開くか、戦で国を滅ぼすか、2つに1つしかないのです。
日本国のため、私は徳川将軍家へ嫁ぐ覚悟を決めました。この国を滅ぼすわけにはいきません。
公武合体は、この国に平和をもたらすのですか?
私はその証として生きてまいります。
私は、そなたを大切にしたい。いいえ、幸せにします。
何よりも妻として。
最後の和宮の柔和な表情、すべてを物語っていました。ひとまずはハッピーエンドです。
キャスト:篤姫/天璋院(宮崎あおい)、和宮(堀北真希)、徳川家茂/慶福(松田翔太)、孝明天皇(東儀秀樹)、村岡(星由里子)、観行院(若村麻由美)、庭田嗣子(中村メイコ)、井伊直弼(中村梅雀)、幾島(松坂慶子)、滝山(稲森いずみ)、お志賀(鶴田真由)、本寿院(高畑淳子)、小松帯刀(瑛太)、西郷吉之助/隆盛(小澤征悦)、大久保正助/利通(原田泰造)
原作:宮尾登美子
脚本:田渕久美子
篤姫公式サイト: http://www3.nhk.or.jp/taiga/index.html
篤姫 第35回 視聴率: 23.3%


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