篤姫 第48回
西郷吉之助(小澤征悦)の心を揺り動かすものは何か?
薩摩藩の江戸、そして徳川家への進撃を防ぐために、いろいろと考える天璋院(宮崎あおい)、幾島(松坂慶子)と話し、一つのヒントを得たようです。西郷吉之助を一人前にした天璋院の父、薩摩守島津斉彬(高橋英樹)、西郷吉之助を動かすのは島津斉彬しかいないと。
勝海舟(北大路欣也)に父から娘にあてた手紙を託します。これを見れば情に厚い西郷吉之助の心はきっと変わるはず。
勝海舟と西郷吉之助の会談、最初は頑としてはねつけていた西郷吉之助の心、まさに一瞬にしてガラリ一変。昔、島津斉彬からかけられた言葉を思い出した西郷吉之助でした。
そちは病人を生かすか?見殺しにするか?
生かす道を選びとうございます。
もはや、降参している徳川家を討伐することはできないですね。
心は通じましてございます。
江戸総攻めはとりやめもうす。
この国を新しかしたかっちゅう殿のご意志を受け継ぐつもりが、いつの間にかおいは、日本国を滅ぼそうとしておったのかもしれもはん。
天璋院様は、あなたのいちばん弱いところを突いたわけだ。
あのお方には、かないもはん。昔も今も。
父上が私を、徳川を、この国を救ってくださったのじゃ。
これで、江戸と徳川家はいちばんいい解決の道を歩めることになりました。後は、大奥の人間へこの決定を伝えなければいけません。静寛院(堀北真希)の気持ちも確認しなければいけません。
私はあくまでも徳川家と運命をともにする決意にて、家名存続の嘆願が聞き入れられぬ場合は、ともに戦い、潔う死ぬ覚悟におりました。
徳川の人間として当然のことにございます。
宮様、私がこれからやろうとしていることを見守ってくださいますか?
宮様の言う徳川の人間として、家茂様の妻として、そして、私のただ一人の娘として。
静寛院の忠誠を知り、そして家定のお告げを聞き、安心して江戸開城を決意する天璋院です。
亡き夫、家定侯がおっしゃったのじゃ。残したいのは、城でも家でもなく、徳川の心であると。
ここにいるものは皆、徳川の家族じゃ。
この城を出ようとも、大奥が消えようとも、その心を、生き方を、誇りを持って世の中に、子々孫々に伝えていってもらいたい。
それが私からの最後の頼みじゃ。
最後まで徳川家を支える天璋院に感動しました。さすがです。
キャスト:篤姫/天璋院(宮崎あおい)、和宮/静寛院(堀北真希)、徳川家茂/慶福(松田翔太)、孝明天皇(東儀秀樹)、村岡(星由里子)、観行院(若村麻由美)、庭田嗣子(中村メイコ)、井伊直弼(中村梅雀)、幾島(松坂慶子)、滝山(稲森いずみ)、お志賀(鶴田真由)、本寿院(高畑淳子)、小松帯刀(瑛太)、西郷吉之助/隆盛(小澤征悦)、大久保正助/利通(原田泰造)、勝海舟(北大路欣也)、坂本龍馬(玉木宏)、お琴(原田夏希)、唐橋(高橋由美子)、お近(ともさかりえ)、お龍(市川実日子)、ジョン万次郎(勝地涼)、徳川慶喜(平岳大)、島津斉彬(高橋英樹)
原作:宮尾登美子 『天璋院篤姫』
脚本:田渕久美子
篤姫公式サイト: http://www3.nhk.or.jp/taiga/index.html
篤姫 第48回 視聴率: 29.2%










