ダーティ・ママ! 第3話
レイプの被害者が警察に来た・・・となると、誰もが女性を想像するのが世の常。しかーし!!佐々木卓也(上地雄輔)の幼なじみとして登場するのは、小塚茂(忍成修吾)、紛れもなく男性です。加害者は、なんと会社の専務取締役の吉岡巻子(久世星佳)です。
パワハラ系かな?って思いましたが、話は別の方向へ進みます。
まるっきり人間が描けていない『ストロベリーロード』の翌日だから、余計にいい内容のような気がしました。同じ刑事ドラマでこうも違うかな。まあ、日本テレビは人間ドラマが得意ですからねー。ハチャメチャなドラマと見せかけて、キッチリ人間の表と裏を描いているのがいいです。
しかし、189万円のロードバイクってのは、度肝を抜きます。世の中にそんなに高い自転車があったのかー。自転車って言うと、怒られそうですが。
人身事故の直後は、怖くなって逃げようという心理が働くのはわかるけど、しばらくしたら良心の呵責を感じて悩むように思うんですけどね。吉岡巻子は不思議な女性ですね。少なくとも表面上は平静を装っていましたから。専務取締役として仕事を第一に考えて人生を歩んできた女性は、考え方が違うんでしょうか?それとも、愛におぼれると、常識的な考え方ができなくなるんでしょうか?フィクションだけど、実際にこんなことが起こったら、どうするだろう?って考えてしまう内容でした。
お互いに信頼しあっている2人の関係ですが、そもそも小塚茂が吉岡巻子に魅かれた理由、きっかけはちょっと不明です。小さいときに母を亡くして、愛情を受けられなかったので、随分歳の離れた吉岡巻子に魅力を感じ、母性を求めるというのはありがちなんだけど、どこかそれとも違う何かを感じます。長嶋葵(香里奈)と佐々木卓也の関係に結びつけて、仕事と優先した女性を尊敬しているってのも、弱いかな?
小塚茂はいいとして、本音を言うと、吉岡巻子の側から一連の事件を描いてほしかった気もします。その辺は視聴者がいろいろ考えてねっていうことでしょうか。
この当事者2人、それに長嶋葵と佐々木卓也を自由自在に操る丸岡高子(永作博美)が何もかもお見通しのようで、あらためて一枚上手だなって思いました。
まあ、何にせよ、刑事になるか専業主婦になるかを迫られる長嶋葵、子供を連れて仕事を続ける丸岡高子にも見られるように、女性にとって仕事とは何か、結婚とは何か、家とは何か、どれを重視するのかを考えるドラマではあるのでしょう。
キャスト:丸岡高子(永作博美)、長嶋葵(香里奈)、佐々木卓也(上地雄輔)、大野道夫(佐藤二朗)、赤石平助(野間口徹)、原正春(林泰文)、凛々(福本幸子)、丸岡橋蔵(池田翼)、丸岡橋蔵(池田彗)、ムツミ(加藤虎ノ介)、白戸一郎(安田顕)、深沢保(八嶋智人)
原作:秦建日子『ダーティ・ママ!』『ダーティ・ママ、ハリウッドへ行く!』
脚本:白木朋子、小林昌
主題歌:BONNIE PINK 『冷たい雨』
『ダーティ・ママ!』公式サイト: http://www.ntv.co.jp/dirtymama/
ダーティ・ママ! 第03話 視聴率: 10.7%


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