聖なる怪物たち 第2話
あの頃の僕は知らなかった。1年も待たずに彼らの策略に巻き込まれることを。
第1話で出てきた「仕組まれた必然」が徐々に明らかになっていきます。
私には子宮がないの。昔、中絶手術をしたの。そのときに子宮にキズがついて摘出したのよ。
倫理上の問題はあるにせよ、姉春日井優佳(中谷美紀)が妹日向圭子(加藤あい)の代理母になれたら、事は簡単に解決したのでしょうが、残念ながら無理なようです。
ところで、優佳の相手は誰だったんでしょうね。誰とでも付き合うタイプではなさそうです。でも、かといって当時同じ病院で働いていた医師とかでもなさそうだし。自分が妹の進学資金を捻出しなければならないってことは、お相手はそんなにはお金に余裕のある人ではなかったのかもしれません。
私の大学の入学金作るために、だから子供あきらめたんでしょ?
この姉妹にそんな過去があったとは・・・。これも宿命でしょうか。自分は大学進学はせずに看護師になったが、妹には大学を卒業してほしいという母親代わりの姉らしい愛情ですね。
新しい目標ができたの。圭子の子供を作ること。
姉妹とも至急を摘出してしまうというのは偶然にしても非常に悲しい出来事です。自分は独身だからしょうがないけど、幸せな結婚に恵まれた妹には愛の結晶の子供が授かってほしいという思いから、道を外れていくのでしょうか。有馬三恵(鈴木杏)を代理母にし、無事出産後、お役ご免としてしまう計画・・・仕組まれた必然がここからスタートします。
わたし圭子先生の子供を産みます。元気な赤ちゃんを産みますから。
と言った有馬三恵の言葉が切ないです。
そして、すべてを決意した優佳は、
真っ暗な海を見つけます。そこに誰が浮かんでても気づかない、暗闇の中の海を見つけます。
日向敏雄(長谷川博己)に対して、秘密裏に進めることを宣言します。
そのとき、僕はまだ知らなかった。彼女の優しい仮面の下に、もう一つの顔が隠されていることを。
おどろおどろしい展開が待っていそうです。
今までの医者は、数値がどうだとか、データがどうだとか、痛いところに触りもしない医者ばかりだった。でも、あんたは私にさわり続けた。私の命、あんたに預けるよ。
さすがテレビ朝日、最近のデータ重視の医者を皮肉ってますね。ま、医者に限らないんですけどね。こんな感じで、今はまだ蚊帳の外で患者に対して熱心な司馬健吾(岡田将生)ですが、優佳の計画にどのように関わってくるのか興味深いですね。
キャスト:司馬健吾(岡田将生)、春日井優佳(中谷美紀)、日向圭子(加藤あい)、日向敏雄(長谷川博己)、平井瑶(大政絢)、有馬三恵(鈴木杏)、森宮希実代(森脇英理子)、竹内悠(南圭介)、佐藤久美(富永沙織)、糸川要次郎(渡辺いっけい)、日向華江(山本陽子)、水原良二(勝村政信)、司馬宗吾(平田満)、大久保志郎(小日向文世)
原作:河原れん 『聖なる怪物たち』(幻冬舎文庫)
脚本:荒井修子、高山直也
主題歌:キャサリン・ジェンキンス 『アヴェ・マリア』
『聖なる怪物たち』公式サイト: http://www.tv-asahi.co.jp/seinaru/
聖なる怪物たち 第02話 視聴率: 7.9%


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