聖なる怪物たち 第1話
「この冬、最もスキャンダラスな医療サスペンス」と銘打ったテレビ朝日渾身の力作ドラマがこの『聖なる怪物たち』です。主役が岡田将生ってことで、かっこいい医者のドラマかと思ったんですけど、いろいろありそうなので、期待して見ます。
司馬健吾役の岡田将生は『オトメン(乙男)』の頃はひ弱な感じもあったのに、たった2年あまりで主人公の医師役という最高の役どころを務めることになりました。大河ドラマ『平清盛』では、源頼朝役を演じていますし、飛ぶ鳥を落とす勢いとはこのことでしょうか?
中谷美紀は相変わらず『仁』のイメージが強いですが、今度は患者側ではなくて看護師として登場です。
では、第1話です。
その夜、一つの命が誕生し、一つの命が死を迎えた。皮肉な偶然が重なり引き起こされた出来事だった。そのとき、僕はまだ知らなかった。この出来事が偶然ではなく、仕組まれた必然だった。
ある雨の夜、黒塗りのあやしい八王子ナンバーの車が病院の入り口に横付けし、身重の女性を置き去りにする。車を待つようにして窓際で見ていた春日井優佳(中谷美紀)は何かを知っているのか?その女性は帝王切開で無事男児を出産するが、その直後に突然容態が急変し、亡くなってしまいます。
「仕組まれた必然」というのが非常に気になりますね。
優佳の妹は実業家日向敏雄(長谷川博己)の妻、日向圭子(加藤あい)、実にきれいな姉妹です。結婚披露宴の当日に流産して子宮を摘出してしまうのでした。結果的に大金持ちの御曹司を寝取ってしまった圭子です。森宮希実代(森脇英理子)には「自分のほしいものは何でも手に入れる」と評される圭子。夫を取られた前妻としてはそれほど皮肉っぽく聞こえなかったのが不思議です。単に金目当てだったのかもしれません。
ま、そんな圭子なので、赤ちゃんが産めないのは相当ショックだったでしょうね。そして、姉優佳に代理母になってくれないかと頼むことにつながるのです。
この流れからすると、帝王切開で生まれた母親のいない身元不明の赤ちゃんを圭子の子供にするのかなと思いますが、ちょっと安直かな?もう一ひねりも二ひねりもあるのかもしれません。終盤、八王子の日向家を訪問したときに例の黒塗りの車はありましたが、誰がどのように関わってるのか・・・。
私たちに代理出産はできません。なぜなら、私たちは教育に携わる聖職者だからです。
と言う日向敏雄はどこまで知っているのか、姉妹だけで仕組んだものなのか、気になります。
キャスト:司馬健吾(岡田将生)、春日井優佳(中谷美紀)、日向圭子(加藤あい)、日向敏雄(長谷川博己)、平井瑶(大政絢)、有馬三恵(鈴木杏)、森宮希実代(森脇英理子)、竹内悠(南圭介)、佐藤久美(富永沙織)、糸川要次郎(渡辺いっけい)、日向華江(山本陽子)、水原良二(勝村政信)、司馬宗吾(平田満)、大久保志郎(小日向文世)
原作:河原れん 『聖なる怪物たち』(幻冬舎文庫)
脚本:荒井修子、高山直也
主題歌:キャサリン・ジェンキンス 『アヴェ・マリア』
『聖なる怪物たち』公式サイト: http://www.tv-asahi.co.jp/seinaru/
聖なる怪物たち 第01話 視聴率: 10.8%


