ダーティ・ママ! 第10話(最終回)
最終回になって、なんで今頃丸岡高子(永作博美)のかつてのバディーが登場するのかと思ったら、新世界有限公司の代表とは。警察のOBがいろいろとやってますね。斉木道隆(六平直政)もホンモノのワルではないようですが、娘を亡くして以来、やや屈折してるのでしょうか。
最後、高子と斉木がやりあうシーンは見ごたえありました。
それで楽になりましたか?今の世の中、どんな生き方だって自分で選べるはずなのに、自分で選んだ人生に責任を持てず、世の中が悪いと不平を言うことで、逃げてる人間がたくさんいます。斉木さん、あなたもその一人です。
さえちゃんがなくなったとき、刑事だから仕方がないって言いましたよね。彼女の死を自分の不幸を刑事であることや世の中のせいにしたから仕方がないって言ったんですよね。仕方がないって逃げたんですよね。
子供の死を受け入れるためには逃げるしか仕方がなかった。そうしなきゃ生きていけなかった。
楽になるってロクでもない人間になるってことなんですね。もうあなたに教わることはありません。私は逃げません。どんなに苦しくても自分の意志で生き抜きます。
高子が斉木に向かって投げかけた言葉は、自分への決意表明でもありました。刑事と子育ての二足のわらじ、直接助けてくれる人はいないけど、自分が選んだ道だから必死に生きているんですね。
それはともかく、最終回でめでたしめでたしみたいな終わり方をしている中で、長嶋葵(香里奈)に「まとわりつくな」とバッサリ斬り捨てられた白戸一郎(安田顕)、もう立つ瀬ないですね。仮にも上司だろうに。あの言われようはないんじゃないでしょうか。いっそのこと玲子(板谷由夏)に乗り換えればいいのにね。
橋蔵がいまだに立てないのはあんたのせいだみたいに香山靖子(かたせ梨乃)から言われて、正直ショックだった高子ですが、ついに自力で立ち上がりましたよ。立った、立った、クララが立ったーみたいなエンディングでしたね。周りが何も言わないのに、自ら立ち上がった橋蔵の未来は明るいと思います。まあ、高子の息子だからね、何でもテキパキこなすでしょうよ。
まあ、これと高子と斉木の激突が香山靖子(かたせ梨乃)の心を揺り動かしたんでしょうけど、ちょっと意外でした。もうちょっと2人でじっくり話し合う必要があると思います。親権の話しだしね、そんなにあっさりOKってのも無理があるんじゃないかなぁ。
後、葵ももう少し佐々木卓也(上地雄輔)と話し合うみたいですが、この2人もちょっと頼りないので、引き続き高子のスパルタ指導が必要かな?何だか『ダーティ・ママ!2』でもありそうな雰囲気ではあります。まあ、視聴率が低かったのでないかな。ドラマ的にはそんなに悪くもなかったと思いますが、前クールが『家政婦のミタ』だったわけで、その視聴者にとってはついていけない内容だったかもしれませんね。そういう意味では不運でした。個人的には永作博美の主演作をまた見たいです。
キャスト:丸岡高子(永作博美)、長嶋葵(香里奈)、佐々木卓也(上地雄輔)、大野道夫(佐藤二朗)、赤石平助(野間口徹)、原正春(林泰文)、凛々(福本幸子)、丸岡橋蔵(池田翼)、丸岡橋蔵(池田彗)、ムツミ(加藤虎ノ介)、白戸一郎(安田顕)、深沢保(八嶋智人)
原作:秦建日子『ダーティ・ママ!』『ダーティ・ママ、ハリウッドへ行く!』
脚本:白木朋子、小林昌
主題歌:BONNIE PINK 『冷たい雨』
『ダーティ・ママ!』公式サイト: http://www.ntv.co.jp/dirtymama/
ダーティ・ママ! 第10話 視聴率: 10.3%




