2008年9月10日

ゴンゾウ 伝説の刑事 第10話(最終回)

最初、黒木俊英(内野聖陽)と佐久間静一(筒井道隆)がやり合ってるシーン、手前の木の枝の隙間から佐久間の顔だけ切り取られてるところ、よかったですね。この後にも枝の間からっていうカットが何度かありました。乙部の生家で佐久間が撃たれるシーン、そして黒木と佐久間が退院して公園で会ってるシーン。映像の見せ方が上手だなって思いました。

さ、いよいよ最終回なわけですが・・・。最終回始まってもまだ乙部功(内田朝陽)の目的がわかりませんでした。それもそのはず、8歳のときに両親が死んでいたとは・・・。しかも死に方がトラウマになるには十分の苦しく思い出したくもない過去です。父の母子に対する常軌を逸したDV。それにに耐え切れずに母は父を殺してしまいます。そして自殺した母。

この時点ではまだ明らかにされていない衝撃の告白がもう一つ後に控えていました。さらに、乙部は患者として松尾理沙(大塚寧々)の元に通っていたとは。どこまで複雑に絡み合うんでしょう、このドラマは。

乙部に撃たれて倒れたゴンゾウ。あの瞬間、何を考えたんでしょう?佐伯杏子(池脇千鶴)が待つところにようやく自分も行けるって安心したんでしょうか。やっと死ねるって・・・。あの何ともいえない微笑みは、あっちの世界に行ける喜びの表情だったはずです。

でも、銃弾は防弾チョッキの途中で止まってました。またしても死にそびれた黒木です。

生きていいのか?

ようやく生きていく決意をした黒木でしたね。この時点では、

あなたに解決はさせません。無様に行き続けてください。

と言ってた佐久間の思い通りだったんですけど・・・。
黒木の執念が一枚上手でした。

愛を与えただと?
僕のお母さんね、いっつも殴られてたの。
だから僕が父さん殺した。

衝撃の告白を聞いても冷静でした。

愛は与えれば必ず返ってくるんだ。
愛なんかじゃない。お前がやってることは愛なんかじゃない。
愛に裏切りはない。

ついに乙部の暴走を止めました。さすが黒木です。

さてさて、事件解決後、しばらくたって退院した黒木と佐久間。公園で会ったときに本音で語り合います。3年前、お母さんの病気のとき、佐久間が間に合わなかった件を謝罪する黒木。

ずっとあなたの亡霊と戦ってきた。
黒木ならもっとうまくやってただろ。黒木ならもっと早く解決してただろ。黒木なら黒木なら・・・。

乙部の身柄を確保して、佐久間が両脇を抱えられながら再び現れたシーン、佐久間のあの表情、なんとも言えませんでしたね。「やっぱり俺は黒木にはかなわない」と観念したかのような、もう黒木に勝とうなどと金輪際考えないようにしようというあきらめの表情でしたね。

暑くて長かった夏が終わるんですね。

遠藤鶴(本仮屋ユイカ)の言葉がシミジミと胸に響きます。いいドラマでした。

この世界に愛はあるの?

Who-08-

キャスト:黒木俊英(内野聖陽)、佐久間静一(筒井道隆)、遠藤鶴(本仮屋ユイカ)、日比野勇司(高橋一生)、氏家隆(矢島健一)、岸章太郎(菅原大吉)、田端ルミ子(吉本菜穂子)、天野もなみ(前田亜季)、寺田順平(綿引勝彦)、松尾理沙(大塚寧々)、佐伯杏子(池脇千鶴)、岡林和馬(白井晃)、乙部(内田朝陽)

脚本:古沢良太
主題歌:小谷美紗子 「Who-08-」

ゴンゾウ公式サイト: http://www.tv-asahi.co.jp/gonzo/
ゴンゾウ 伝説の刑事 第10話(最終回) 視聴率: 12.4%

2008年9月 3日

ゴンゾウ 伝説の刑事 第9話

天野もなみ(前田亜季)の殺人事件、真実へ一歩一歩近づいてきます。

黒木俊英(内野聖陽)の野生の勘が冴え渡ります。

岡林和馬(白井晃)の猟銃に無煙火薬が詰め込まれていたことを聞かされて、誰かが暴発するように仕組んだとひらめくあたりはさすが・・・ってことはなくて、誰でもそれぐらいのことは思いつきます(笑)。

でも、当たり前のことに気づかないときもあるんですよね。それが黒木俊英を追い込むことになるとは、皮肉なものです。

天野もなみだけ死んで、遠藤鶴(本仮屋ユイカ)は軽傷ですんだことについても、

わざと撃ち損じた。
生き残ったんじゃなくて生き残らされた。

黒木の名探偵ぶりに感心する今日この頃です。
その一方で黒木の心の病、末期症状でしょうか。

俺が死ぬか生きるかは俺が決めることじゃないんだよ。俺が決めることじゃないんだよ。
俺の命は俺のものじゃないんだ。そのときがきたらそれは起こる。

さらっと言いましたが、松尾理沙(大塚寧々)の驚いた顔が事の深刻さを表しています。
事件の重要参考人とも言える飯塚早苗(遠野凪子)の言葉で、悪いスイッチが入ってしまいます。

愛を裏切ったら報いがある。
しゃべったら、私が殺される。

3年前に佐伯杏子(池脇千鶴)が言ったのと同じことを飯塚(加藤虎ノ介)の姉、早苗が言うんです。ここで居ても立ってもいられなくなったゴンゾウが立ち上がります。

それはそうと、早苗は遠野凪子でしたか。先週は誰だかわかりませんでした。
なんかNHKの朝ドラのヒロインが続々と出てきてますね。本仮屋ユイカ、池脇千鶴、遠野凪子。遠野凪子は朝ドラの頃に比べたら、随分艶っぽくなってて驚きました。

そして極めつけ。

この世界に愛はあるの?

ゴンゾウ、発作は大丈夫か?・・・というか、俺も発作起こしそう。この作りはヤバイです。「この世界に愛はあるの?」がこんなに大きなテーマだったとは。佐伯杏子の最期の言葉は、単なる辞世の言葉ではなかったんですね。マジで鳥肌もんです。純文学の小説を読んでるような展開です。こんな込み入ったドラマは久しぶりに見ました。

メッセージだった。杏子は俺に真犯人を教えてくれてた。

タトゥーも足を引きずっていたのも、どっちもフェイクだ。俺たちは二度も騙された。

あぁ、3年前の事件も乙部(内田朝陽)が犯人だったんですか。うーん、複雑というか予想外。前の事件からからんでるとは。でも、殺人の動機は何?無機質なデイトレに明け暮れている反動?そんな単純なものではないだろうけど・・・。乙部にも何かまだ明かされてない過去があるんでしょうか?最後の最後までまったく気が抜けません。

この世界に愛はあるの?

Who-08-

キャスト:黒木俊英(内野聖陽)、佐久間静一(筒井道隆)、遠藤鶴(本仮屋ユイカ)、日比野勇司(高橋一生)、氏家隆(矢島健一)、岸章太郎(菅原大吉)、田端ルミ子(吉本菜穂子)、天野もなみ(前田亜季)、寺田順平(綿引勝彦)、松尾理沙(大塚寧々)、佐伯杏子(池脇千鶴)、岡林和馬(白井晃)、乙部(内田朝陽)

脚本:古沢良太
主題歌:小谷美紗子 「Who-08-」

ゴンゾウ公式サイト: http://www.tv-asahi.co.jp/gonzo/
ゴンゾウ 伝説の刑事 第9話 視聴率: 9.6%

2008年8月27日

ゴンゾウ 伝説の刑事 第8話

この世界に愛はあるの?

2週間ぶりの『ゴンゾウ 伝説の刑事 第8話』です。
半信半疑だったこと、おぼろげに輪郭だけ見えていたことがようやく形になって現れようとしています。

黒木俊英(内野聖陽)が命を落とさずにすんだ理由。
意外でした。佐久間静一(筒井道隆)が黒木のために引き金を引いたんですね。でも、あれはやっぱり佐久間静一が最初から最後まで仕組んだものだったと。最後は自ら岡林を射殺することで、口封じが完成です。5分という約束を過ぎるまで、ギリギリの時間まで追い詰めて黒木を精神的にダメにする。これで過去の恨みは果たせたのでしょうか?

黒木が佐伯杏子(池脇千鶴)の件で公私混同したせいで、佐久間の母親は後遺症が残る大きな障害を負った。黒木の公私混同はよくて、佐久間の公私混同は「母親のおっぱいが吸いたけりゃ、刑事なんかやめちまえ!」と一蹴される。そんな理不尽が許せなかった佐久間です。

母親の障害が改善しない現状では、まだ完全に恨みを果たせたとは思ってないかもしれません。ポーカーフェイスでサイボーグとも揶揄される佐久間ですが、人一倍優しい心根を持った男なんでしょうね。

まだ疑問は残ります。
天野もなみ(前田亜季)が殺された理由は?殺人犯は誰でもよかったのか?それとも天野もなみである必要があったのか?どうやら岡林は天野もなみ射殺事件とは無関係であるらしく、真犯人が誰なのかも気になります。

天野もなみが実は過去に佐久間静一と接点があったのかもしれないとか、考えれば考えるほど複雑です。かなり理詰めで動くタイプの佐久間静一です。自らが天野もなみ殺人の実行犯にはなっていないでしょう。

そこで急浮上するのが飯塚慎吾(加藤虎之助)の姉、飯塚早苗です。こんなところで飯塚慎吾が出てくるとは思いませんでした。今まで点と点だったものが急速に線で結ばれようとしています。

飯塚早苗は天野もなみとは小学生時代のヴァイオリンコンクールの頃からのライバル、もし2人の間にもめ事があったとすれば、天野もなみ殺人の動機にもなりえます。飯塚早苗と佐久間静一の関係は?

小説で読みたいようなミステリーです。解けそうで解けない謎がいっそう深まります。
そして、ついに最後の大御所、寺田順平(綿引勝彦)が登場。次回、一気に動きますか?

Who-08-

キャスト:黒木俊英(内野聖陽)、佐久間静一(筒井道隆)、遠藤鶴(本仮屋ユイカ)、日比野勇司(高橋一生)、氏家隆(矢島健一)、岸章太郎(菅原大吉)、田端ルミ子(吉本菜穂子)、天野もなみ(前田亜季)、寺田順平(綿引勝彦)、松尾理沙(大塚寧々)、佐伯杏子(池脇千鶴)、岡林和馬(白井晃)

脚本:古沢良太
主題歌:小谷美紗子 「Who-08-」

ゴンゾウ公式サイト: http://www.tv-asahi.co.jp/gonzo/
ゴンゾウ 伝説の刑事 第8話 視聴率: 12.2%

2008年8月13日

ゴンゾウ 伝説の刑事 第7話

この世界に愛はあるの?

今日は佐伯杏子(池脇千鶴)と黒木俊英(内野聖陽)の馴れ初めの紹介から。

意外や意外、子供のときに出会ってたとは・・・。
心中を図った杏子の家族、杏子だけが生き残りました。助けたのは当時巡査だった黒木。
しかも、そのときに10歳の女の子相手にプロポーズまで済ませてる黒木、手が早いですね(笑)。

人生ってのはな、辛いことがあったらその分必ずいいことがある。
だから君にはとびきり幸せな人生が待っている。

これを聞いた瞬間、「そんなことはない。いい加減なことを軽々しく口にしてもらいたくない」って思いました。私事なので今回は触れません。また別の機会にでも記事にすると思います。あ、ドラマに戻ります。

杏子も辛いだけの人生はあるんだって思っていたようです。そして、この何気ない一言が最終的にお互いを苦しめることになろうとは・・・。

どうしてあのとき私を助けたの?
本当は手柄を立てたかったんでしょ?
初めから利用するつもりだったんでしょ?

以前は軽い気持ちで杏子と接していた黒木がこの言葉で変わりました。杏子を一人の女として愛すると決意した瞬間でした。

この世界に愛はあるの?

答えは「イエス」です。

エブミキ年間常設

今日の『ゴンゾウ 伝説の刑事 第7話』、今とは逆の立場だった黒木と佐久間静一(筒井道隆)の関係も見せてくれました。

いつになったらその甘さ、抜けるんだよ?

明日頑張ります。

明日だと?これから行って張り込め。

こうして佐久間も鍛えられていくんです。
さらに、甘いだけの刑事だった佐久間を極端なまでに冷酷な課長にしたのも黒木だったんですね。

母親のおっぱいが吸いたけりゃ、刑事なんかやめちまえ!

こう佐久間に言い放ったのは黒木です。でも、その黒木が捜査に私情を持ち込んでいる。当時から頭脳派で論理的な佐久間は憤慨しました。佐久間の性格がそんな黒木を許さなかったのです。

佐久間の母親は佐久間が面倒をしっかり見ていられなかったせいで左半身不随になった。少なくとも佐久間はそう思っています。もし、黒木の身勝手な振る舞いにかき回されなかったら、母親を早く病院に連れて行けたかもしれない・・・その思いが3年間ずっと佐久間の心の中に巣食っていたのです。

岡林和馬(白井晃)に潜入捜査をばらしていたのは佐久間ですよね?陣頭指揮を執っていた佐久間が5分経っても突入の指示を出さなかったのは、黒木に対する3年前の恨みを晴らすためですね。

次回予告を見るとどうやら岡林は生きているようなので、その辺の話も聞けそうです。

愛を裏切った女に報復を。

まんまと八重樫のワナにはまった黒木でした。

この世界に愛はあるの?

杏子は最期に「イエス」の答えを出せたでしょうか?愛する黒木のために八重樫の居場所を教えて、その結果、殺されることになったけど、死ぬ間際は幸せだったでしょうか?

黒木が駆けつけるまで杏子が生きていたのは、最期を看取ることができた幸せとともに、それ以上に黒木にとっては残酷だったかもしれません。杏子の最期の言葉とあの表情を見てしまったから。

飛び降り自殺の原因、そもそもは幻覚だったんですね。

この世界に愛はあるの?

黒木の応えは「イエス」でしたが、黒木は心の底からそう思ったのでしょうか?この世界に愛はあってもつかめないと思ったから、杏子のいるあの世に行く選択をしたのかもしれません。でも、死に切れなかった黒木。これからどう生きていくのでしょうか?

キャスト:黒木俊英(内野聖陽)、佐久間静一(筒井道隆)、遠藤鶴(本仮屋ユイカ)、日比野勇司(高橋一生)、氏家隆(矢島健一)、岸章太郎(菅原大吉)、田端ルミ子(吉本菜穂子)、天野もなみ(前田亜季)、寺田順平(綿引勝彦)、松尾理沙(大塚寧々)

脚本:古沢良太
主題歌:小谷美紗子 「Who-08-」

ゴンゾウ公式サイト: http://www.tv-asahi.co.jp/gonzo/
ゴンゾウ 伝説の刑事 第7話 視聴率: 6.3%

2008年8月 6日

ゴンゾウ 伝説の刑事 第6話

遠藤鶴(本仮屋ユイカ)の職場復帰とともに、天野もなみ(前田亜季)殺人事件も新たな展開を迎えました。
日本青空クラブの会長岡林和馬(白井晃)が事件に関わっているという情報を元に、黒木俊英(内野聖陽)や佐久間静一(筒井道隆)たちも動き出します。

日本青空クラブとは、会長がテロをするためのもの、勉強会というのは、足の不自由な会長の代わりに実行する役を決めるためのものという話。さらには天野もなみの殺害は予行演習で、実は本当の標的は別のところにある?いろんなことが岡林の部下にあたる乙部(内田朝陽)のたれこみがきっかけでわかってきました。

人間の本質を見抜く目があって、清潔感があって爽やかな人や自分と同じ体験を持っている人が岡林の好みらしいとか。

ここで、ゴンゾウが清潔感があって爽やかなテニス選手のいでたちで登場したのには笑いました。ゴンゾウなら何かやると思ってましたが、まさかとは思ってましたが、やってしまいました。もう佐久間も氏家隆(矢島健一)もカンカン。

で、つい口が滑って警察官であることがバレてしまいますが、「災い転じて福と成す」とでも言いましょうか、妙に意気投合してしまいます。でも、これも最後への伏線だったんでしょうか?

優秀な人間は出世する。優秀すぎる人間は排除される。

そしてお約束のコンバトラーVが再登場(笑)。テニスの話をしてたと思いきや、いつの間にか会長とコンバトラーVの話題で盛り上がるゴンゾウ。

♪身長57メートル体重550トン♪

でも、この2人にはテニスやコンバトラーV以上に共通点があったんですね。
ゴンゾウの過去。普段の笑顔の裏に潜む心の傷。
死のうとしたのになぜか生き残ってしまった2人です。

神に生かされているんだ。やるべきことがあるから。

と言う岡林和馬、カオス理論や「革命」という言葉を使って、テロ行為を正当化しようとします。ここに「害虫のリスト」を挙げておきます。

誅殺

民自党総裁   吉井治
毎朝新聞社社主 椎名一夫
大倉銀行頭取  大倉貢
日本教育連会長 小田和巳
商経連会長   樫山亜人
帝塚大学学長  丸谷学
作家      福田存

一方の佐久間の動きも気になります。

調教できない馬は殺処分にするまでだ。
もう誰にも止められない。元の黒木俊英に戻った。

黒木と佐久間の過去に何があったのか気になるところです。仕事のために、母親を半身不随にしてしまった佐久間、黒木と関係があるのでしょうか?佐久間のあの恨みの感情は半端じゃない気がしました。

追い討ちをかけるように。昔、松尾理沙(大塚寧々)と付き合ってたことを告白します。

調教できない馬は殺処分にするまでだ。

と言ってのけた佐久間と、その言葉に過剰なほど反応する松尾理沙。ゴンゾウが何か壮大な計画に無理矢理はめられているように思えます。ひょっとして、岡林和馬にゴンゾウの潜入を教えたのは佐久間だったんですかね?岡林と佐久間のつながり・・・というか、そもそも天野もなみ殺人事件は、黒木を陥れるために周到に用意されたワナなのかもしれませんね。

次回、『ゴンゾウ 伝説の刑事 第7話』ではゴンゾウの彼女(?)の池脇千鶴が登場して、ついにゴンゾウの過去が明らかになります。

キャスト:黒木俊英(内野聖陽)、佐久間静一(筒井道隆)、遠藤鶴(本仮屋ユイカ)、日比野勇司(高橋一生)、氏家隆(矢島健一)、岸章太郎(菅原大吉)、田端ルミ子(吉本菜穂子)、天野もなみ(前田亜季)、寺田順平(綿引勝彦)、松尾理沙(大塚寧々)

脚本:古沢良太
主題歌:小谷美紗子 「Who-08-」

ゴンゾウ公式サイト: http://www.tv-asahi.co.jp/gonzo/
ゴンゾウ 伝説の刑事 第6話 視聴率: 10.9%

2008年7月30日

ゴンゾウ 伝説の刑事 第5話

遠藤鶴(本仮屋ユイカ)、ようやく退院しました。もうこのまま病院のベッドから動かないのかも?なんて思ってました。しゃべるだけの役も難しいけどおもしろいと思ってたのに残念です。

『ゴンゾウ 伝説の刑事 第5話』、今まで点と点だった数々の情報がようやく線で結ばれようとしています。

事件の数ヶ月前、津田(左とん平)が綿貫(櫻井章喜)から拳銃の改造を依頼されます。それがかつて自分が手がけたイカズチであることを知り、津田の心が動きます。時間のたつのも忘れて仕事に没頭していた昔を思い出しましたね。やっぱり男のロマンですよね。

そんな津田ですが、黒木俊英(内野聖陽)の直感からマークされます。

イカズチの改造に加担した・・・後悔の念からか、自分の右手を金槌で打ち砕いてうめいてました。普通右利きなら、金槌を右手で持って、左手を打ち砕くんでは?ちょっと不思議だったけど、これが津田の責任の取り方なんですね。右利きなのに・・・というか右利きだからこそ、その黄金の右手を自ら打ち砕いたわけです。

あ、不思議といえば、なんで氏家隆(矢島健一)と岸章太郎(菅原大吉)は捜査中にレンタカーに乗ってるんでしょう?警察車両がレンタカーなんて聞いたことがないんですけど、何か理由があるんでしょうか?
ナンバーを映す必要がないシーン、隠そうと思ったらいくらでも隠せる場面で、わざわざ見せたような気がするので、何か理由があると思うんですけど、ちょっとわかりません。

これまで不思議だったことが少し明らかになったこともありました。

俺も人を殺した。自分を信じてくれた人を。

この世界に愛はあるの?

『ゴンゾウ 伝説の刑事』のいちばん大きなテーマです。
黒木がなぜゴンゾウなのか、過去に何があったのか、黒木を苦しめているものは何なのか?

黒木俊英が一線から引いた理由がここにあるようです。
かつて飛び降り自殺を試みた理由。
また薬を飲み始めた理由。

すべてが過去のある出来事に収斂されてきています。だんだんおもしろくなってきましたよ。

そして、遠藤鶴も。
日本青空クラブっていまいち不明な団体ですけど、どうやら会長が事件と関わっているみたいです。この辺が次回明らかになります。遠藤鶴の復帰祝い、いきなり重要な役目になりそうですね。

そして、遠藤鶴と黒木俊英、どちらが先に心の傷を治せるのか、今後に注目しましょう。

キャスト:黒木俊英(内野聖陽)、佐久間静一(筒井道隆)、遠藤鶴(本仮屋ユイカ)、日比野勇司(高橋一生)、氏家隆(矢島健一)、岸章太郎(菅原大吉)、田端ルミ子(吉本菜穂子)、天野もなみ(前田亜季)、寺田順平(綿引勝彦)、松尾理沙(大塚寧々)

脚本:古沢良太
主題歌:小谷美紗子 「Who-08-」

ゴンゾウ公式サイト: http://www.tv-asahi.co.jp/gonzo/
ゴンゾウ 伝説の刑事 第5話 視聴率: 10.3%



2008年7月23日

ゴンゾウ 伝説の刑事 第4話

私がプロになったら、このネクタイ締めてきてよ。

結婚するときに母が父に作って贈ったネクタイ。
そして、いずれは自分も将来夫になる人に同じものを作って贈ると心に誓うわけです。
ここが重要です。

相変わらず病床に伏している遠藤鶴(本仮屋ユイカ)、ベッドから動かず語るのにも慣れてきました。最終回までずっとベッドでもいいとか思ったりして・・・。それは冗談として、「音楽は人を救える」と言った天野もなみ(前田亜季)の言葉が心に残っていて、「刑事も人を救えるのかな?」とボソッと口にする鶴です。心の傷はなかなか深いようです。

もなみの事件が解決したら、鶴の心の傷も少しは癒されるのでしょうか?

さて、話を主役のゴンゾウに移しましょう。

かつて、佐久間静一(筒井道隆)に向かって「操作に情を持ち込むな!」と言い放った黒木俊英(内野聖陽)が、今度は両親から娘の情報を引き出すことについて「酷だ」と言って笑われてました。役職でもそうだけど、立場が逆転した感じですね。

若くて美人の奥さんがいる佐久間。インコに向かって愚痴る「寡のひがみ」の黒木。

何から何まで対称的な2人です。現状の捜査の進め方も対称的なんですが、停滞気味だった捜査がキャバクラ情報で一気に進展しました。

いきなり仕手の柿沼が登場するとは・・・。てっきり音楽関係だと思ってたのに。
うん、まあ、両親ほど娘を過大評価してたわけではないけど、仕手さんとは予想外でした。
キャバクラでバイトすると、交友関係が広がるんですね。

でも、結局、柿沼も真犯人ではないようで、真相を語る前に息が絶えました。
真犯人はわからなかったけど、柿沼の人格はみんなにキッチリ伝わったので、そういう意味ではよかったのかもしれません。今日の『ゴンゾウ 伝説の刑事 第4話』のメインはここだったから。

お前らバカだ。大きな間違いをしている。
金で抱かれるような女じゃない。

情婦じゃなかったんですね。もなみはほんとに柿沼を愛していたし、柿沼も心の底からもなみを愛していた。いいじゃないですか~。この辺は例のネクタイを内ポケットから出して見せて視聴者に想像させるだけでよかったんですけどね。ハッキリ口に出す必要もなかったと思いました。

それじゃ、真犯人は誰なのか?ということですが、またふりだしに戻ったみたいです。情報としては、足を引きずって歩くことぐらいしかわかっていないです。そもそも男かどうかも不明だし・・・。女が犯人という線もあるんでしょうか?

もなみは恨まれるような人間ではないという両親の言葉を信じるならば、柿沼を恨んでいる人物が矛先を変えて彼女を殺したと考えることもできるし、次回、『ゴンゾウ 伝説の刑事 第5話』では、ついに鶴も退院してくるから、何か手がかりがあるかもしれません。

実は今までに登場している誰かなのか?・・・ミステリーの読みすぎでしょうか(笑)。

キャスト:黒木俊英(内野聖陽)、佐久間静一(筒井道隆)、遠藤鶴(本仮屋ユイカ)、日比野勇司(高橋一生)、氏家隆(矢島健一)、岸章太郎(菅原大吉)、田端ルミ子(吉本菜穂子)、天野もなみ(前田亜季)、寺田順平(綿引勝彦)、松尾理沙(大塚寧々)

脚本:古沢良太
主題歌:小谷美紗子 「Who-08-」

ゴンゾウ公式サイト: http://www.tv-asahi.co.jp/gonzo/
ゴンゾウ 伝説の刑事 第4話 視聴率: 10.8%



2008年7月16日

ゴンゾウ 伝説の刑事 第3話

あれ?しーそー出てる。シーソー?四草・・・徒然亭四草だーっ!
何が何だかわからない方、『ちりとてちん』がヒントです。
NHKの朝の連続テレビ小説『ちりとてちん』って、貫地谷しほり主演のドラマに落語家の4番目の弟子として出てたのが四草だったわけです。

加藤虎ノ介。
『ちりとてちん』の頃から、女性に大人気だったんですけど、今回も相当注目でしょうね。

『Arround40』組の大塚寧々と筒井道隆、これまでは接点がなかったんだけど、ついに同じシーンで登場です。昔の恋人だったようで、『Arround40』の続きを見てるみたいでうれしいです。

でも、今回の佐久間静一(筒井道隆)はマー君ほど優しくはないかもしれないです。もうちょっと強い感じの男。愛妻家のサイボーグという松尾理沙(大塚寧々)の表現もおもしろいですね。

黒木俊英(内野聖陽)に対しても、結構厳しい口調で内容的にも強いことをしゃべってます。

ギブアップはまだ早いですよ。大丈夫、これからです。

さあ、その黒木。ついに今日から刑事に復帰です。

過去の伝説が尾ひれがついて同僚の間に広まってましたが、「獲物を見つけ出す嗅覚」はまだまだ健在です。ちょっと今回は、迷い犬を見つけたり、参考人の選択で微妙にズレがあったりしたけど、他の人がもっていない何かはありそうですね。現場に出て刑事としての勘が戻ってくれば、この鋭敏な感覚は大きな武器になってくるんでしょうね。

それはそうと、遠藤鶴(本仮屋ユイカ)はいつまで入院してるんだろう?
このドラマの間ずっと入院してたら、それはそれで面白い趣向かもしれない。
ベッドで天井だけ見つめてる間に、いろんなことを考えていろんなことを思い出して・・・。

コンバトラーVって懐かしいね。
あ、黒木俊英(内野聖陽)が口ずさんでた歌ね。
こういうちょっと他人とは違う感覚が敏腕刑事たる所以でしょうか?
ほんと憎めないキャラです。

キャスト:黒木俊英(内野聖陽)、佐久間静一(筒井道隆)、遠藤鶴(本仮屋ユイカ)、日比野勇司(高橋一生)、氏家隆(矢島健一)、岸章太郎(菅原大吉)、田端ルミ子(吉本菜穂子)、天野もなみ(前田亜季)、寺田順平(綿引勝彦)、松尾理沙(大塚寧々)

脚本:古沢良太
主題歌:小谷美紗子 「Who-08-」

公式サイト: http://www.tv-asahi.co.jp/gonzo/
ゴンゾウ 伝説の刑事 第3話 視聴率: 12.0%

2008年7月 9日

ゴンゾウ 伝説の刑事 第2話

遠藤鶴(本仮屋ユイカ)と天野もなみ(前田亜季)が撃たれた衝撃的なラストから1週間。
今回はその続きから。

結局、鶴の方は(体の傷は)軽傷で、天野もなみは死んでしまいます。

今日のドラマの焦点は、救急車で運ばれる途中に鶴が言った「(天野もなみが撃たれたのは)私のせい」という一言。
ずっと考えてたんですが、わかりませんでした。
最後に「私のせい」って言った理由を鶴がようやく明らかにします。

苦手だなって思ってた。美人で明るくて才能があって、夢なんか語っちゃって、・・・この子苦手だなって、ほんとはそう思ってた。・・・心の中でいきたくないって思ってた。コンサートなんかできなくなればいいのに・・・。

「散々引っ張っておいて、それだけかいっ!!」って一瞬思ったけど、でも、よく考えてみると、これが鶴の病気なんですよね。家族がみんな一流の警察官として活躍してるのに、自分だけ落ちこぼれだとずっと感じ、悩んできた鶴。才能がある人に嫉妬を感じてしまうだけじゃなくて、被害妄想も芽生えて、どんどんふくらんでいってしまう。その思考がさらに自分を追い詰めていくという悪循環。

上で、「(体の傷は)軽傷」と括弧書きにしたのはこのことで、鶴の場合、心の傷はいまだに重いわけです。このドラマのテーマの1つだと思います。黒木俊英(内野聖陽)の刑事への完全復活と鶴の心の病からの解放。この辺の描き方、次回以降も注目したいです。

あ、今回、ドラマ的にはそんなに進行しなかったけど、ま、いいんじゃないでしょうか。
このドラマ、1話完結型じゃないんですね。1つの事件をじっくり煮込んでいく感じなので、見る側もじっくり見てみたいと思います。

今日、活躍したのは佐久間静一(筒井道隆)かなぁ。

ゴンゾウにパンチを見舞ったり、「捜査の参考にならない発言は時間の無駄です。」とか「穴を埋めろ」とか大きな声をあげたり、かっこよかったですね。『Around40』のまー君とは随分違うじゃないですか。

ちなみに筒井道隆、お父さんが少林寺拳法で修行をしてたのが香川県の多度津町。道場の近くに四国八十八番霊場(八十八ヶ所)の道隆寺があったから、それにちなんで道隆って名前になったらしいですよ。前にNHKの『鶴瓶に乾杯』でやってました。

それはそうと、最近は病院の中で携帯電話の使用、OKになったみたいですね。
鶴の兄貴とか寺田順平(綿引勝彦)が入院病棟で当たり前のように使ってましたもんね。

キャスト:黒木俊英(内野聖陽)、佐久間静一(筒井道隆)、遠藤鶴(本仮屋ユイカ)、日比野勇司(高橋一生)、氏家隆(矢島健一)、岸章太郎(菅原大吉)、田端ルミ子(吉本菜穂子)、天野もなみ(前田亜季)、寺田順平(綿引勝彦)、松尾理沙(大塚寧々)

脚本:古沢良太
主題歌:小谷美紗子 「Who-08-」

公式サイト: http://www.tv-asahi.co.jp/gonzo/
ゴンゾウ 伝説の刑事 第2話 視聴率: 10.4%

2008年7月 2日

ゴンゾウ 伝説の刑事 第1話

水曜日のドラマと言えば『正義の味方』です。
でも、来週スタートだし、どっちにしても9時は見る番組ないしなぁと思って、なんとなく見たのがこの『ゴンゾウ 伝説の刑事』です。
まあ、つまり、あんまり・・・というか全然期待してなかった『ゴンゾウ 伝説の刑事』なのに、これはひそかにおもしろいです。

テレビ朝日のこの枠の刑事ドラマって初めて見るんですが、こういうくだけた刑事ドラマが多いのかな?

予備知識ゼロで見始めたものだから、チンプンカンプンだったけど、「ゴンゾウ」って何?って思ってたら、ドラマの中で、ちゃんと大塚寧々が説明してくれました。
日本語だと「働かない警官」、英語のgonzoだと「バカ者、愚か者、変人、アホ、マヌケ、風変わり」てな意味になるそうで、どっちにしてもロクな意味じゃないですね。

そうそう、筒井道隆と大塚寧々が出てると『Around40』を思い出しますが、今のところ、この2人に接点はないみたいです。

かつては捜査一課のエースとして活躍していたが、ある事件をきっかけに今は所轄の備品係に。ここでも事務員のルミ子(吉本菜穂子)に仕事を押し付け、自分はゲームに熱中している。

再び捜査一課への復帰を要請されて、やるときはやるぞ!みたいな・・・。話の筋としてはこんなところらしいです。

ゴンゾウこと黒木俊英(内野聖陽)の雰囲気通り、お笑い要素の場面とシリアスな場面があって、きっちりメリハリをつけて描き分けられていていいですね。

お笑い要素としては、いきなりの本仮屋ユイカの制服姿。これにはビビりました。まあ、賛否両論あるかと思いますが・・・(笑)。どっちが多いだろう?

その遠藤鶴(本仮屋ユイカ)と天野もなみ(前田亜季)、最後でいきなり拳銃で撃たれましたね。こっちがシリアスシーン。次回、どうなるんでしょう?鶴は警察一家の中で育って、精神的に辛かったりするみたいですが、その辺も興味深いです。

後はインコ。重要なキーになるんでしょうか?
何だったか忘れたけど、ミステリー小説でインコが犯罪解決の糸口になったやつがあったっけ?
とにかくテンポがいいドラマです。来週も見ます。それで面白かったら専用のカテゴリーを作りましょう。

キャスト:黒木俊英(内野聖陽)、佐久間静一(筒井道隆)、遠藤鶴(本仮屋ユイカ)、日比野勇司(高橋一生)、氏家隆(矢島健一)、岸章太郎(菅原大吉)、田端ルミ子(吉本菜穂子)、天野もなみ(前田亜季)、寺田順平(綿引勝彦)、松尾理沙(大塚寧々)

脚本:古沢良太
主題歌:小谷美紗子「Who-08-」

公式サイト: http://www.tv-asahi.co.jp/gonzo/
ゴンゾウ 伝説の刑事 第1話 視聴率: 12.5%