聖なる怪物たち 第8話(最終回)
あらら、最終回が1話早まったからか何かわかりませんが、一気に展開しましたね。先週、キーパーソンになりそうだと思った糸川要次郎(渡辺いっけい)や森宮希実代(森脇英理子)は、今回、影も形もありませんでした。後、本間(田中哲司)が随分おとなしいのも不思議な気がしました。有馬三恵(鈴木杏)が妊娠しているのを知らなかったにせよ、自分の子供だとわかったら、もうちょっと行動するんじゃないかと・・・。
司馬健吾(岡田将生)と春日井優佳(中谷美紀)にポイントを絞りたかったのかもしれませんが、ゴチャゴチャした感がありましたね。そんな詰め込んだ感じの第9話で、大久保志郎(小日向文世)は何も語らず。責任を取るわけでもなく、ちょと理解しがたい終わり方です。
唯一、春日井優佳だけがすべての責任を取るみたいな形になってしまいました。実際、日向圭子(加藤あい)に刺されてしまいます。あれを姉として母親の役を務めようとしても務めきれなかった優佳が最後に妹を殺人犯にはしたくなかった気持ちの表れと見ることもできるかもしれません。制作者側はそういう意図かもしれませんけど。体で止める前に話し合いで止めるべきかと。自分はすでに殺人を犯してるのに、それはどうなのかと・・・。優佳は自らの犯した罪を今後どう償っていくのでしょうか?
一方の日向圭子。彼女のように思いつめるタイプの人は、今後も何をしでかすかわからないから、夫日向敏雄(長谷川博己)としても大変です。日向財閥の力で優佳が圭子に指された事件も闇に葬られるのでしょうが、日向敏雄にとって、また圭子本人にとっても罰を受けたほうがよかったのかもしれません。
そういう意味では、『聖なる怪物たち』の一番手は日向圭子でしょう。そして、全員を欺いて愛する人の子供を産むという目的を成し遂げた有馬三恵(鈴木杏)もまさに「怪物」でしたね。目的を達成すれば後は死んでもよかったんだろうし、自分の子が日向財閥の跡取りとして幸せに暮らしていく段取りまでして、つわものですね。
キャスト:司馬健吾(岡田将生)、春日井優佳(中谷美紀)、日向圭子(加藤あい)、日向敏雄(長谷川博己)、平井瑶子(大政絢)、有馬三恵(鈴木杏)、森宮希実代(森脇英理子)、竹内悠(南圭介)、佐藤久美(富永沙織)、糸川要次郎(渡辺いっけい)、日向華江(山本陽子)、水原良二(勝村政信)、司馬宗吾(平田満)、大久保志郎(小日向文世)
原作:河原れん 『聖なる怪物たち』(幻冬舎文庫)
脚本:荒井修子、高山直也
主題歌:キャサリン・ジェンキンス 『アヴェ・マリア』
『聖なる怪物たち』公式サイト: http://www.tv-asahi.co.jp/seinaru/
聖なる怪物たち 第08話 視聴率: 8.6%


