2012年3月10日

聖なる怪物たち 第8話(最終回)

あらら、最終回が1話早まったからか何かわかりませんが、一気に展開しましたね。先週、キーパーソンになりそうだと思った糸川要次郎(渡辺いっけい)や森宮希実代(森脇英理子)は、今回、影も形もありませんでした。後、本間(田中哲司)が随分おとなしいのも不思議な気がしました。有馬三恵(鈴木杏)が妊娠しているのを知らなかったにせよ、自分の子供だとわかったら、もうちょっと行動するんじゃないかと・・・。

司馬健吾(岡田将生)と春日井優佳(中谷美紀)にポイントを絞りたかったのかもしれませんが、ゴチャゴチャした感がありましたね。そんな詰め込んだ感じの第9話で、大久保志郎(小日向文世)は何も語らず。責任を取るわけでもなく、ちょと理解しがたい終わり方です。

唯一、春日井優佳だけがすべての責任を取るみたいな形になってしまいました。実際、日向圭子(加藤あい)に刺されてしまいます。あれを姉として母親の役を務めようとしても務めきれなかった優佳が最後に妹を殺人犯にはしたくなかった気持ちの表れと見ることもできるかもしれません。制作者側はそういう意図かもしれませんけど。体で止める前に話し合いで止めるべきかと。自分はすでに殺人を犯してるのに、それはどうなのかと・・・。優佳は自らの犯した罪を今後どう償っていくのでしょうか?

一方の日向圭子。彼女のように思いつめるタイプの人は、今後も何をしでかすかわからないから、夫日向敏雄(長谷川博己)としても大変です。日向財閥の力で優佳が圭子に指された事件も闇に葬られるのでしょうが、日向敏雄にとって、また圭子本人にとっても罰を受けたほうがよかったのかもしれません。

そういう意味では、『聖なる怪物たち』の一番手は日向圭子でしょう。そして、全員を欺いて愛する人の子供を産むという目的を成し遂げた有馬三恵(鈴木杏)もまさに「怪物」でしたね。目的を達成すれば後は死んでもよかったんだろうし、自分の子が日向財閥の跡取りとして幸せに暮らしていく段取りまでして、つわものですね。

聖なる怪物たち (幻冬舎文庫)
聖なる怪物たち (幻冬舎文庫)

キャスト:司馬健吾(岡田将生)、春日井優佳(中谷美紀)、日向圭子(加藤あい)、日向敏雄(長谷川博己)、平井瑶子(大政絢)、有馬三恵(鈴木杏)、森宮希実代(森脇英理子)、竹内悠(南圭介)、佐藤久美(富永沙織)、糸川要次郎(渡辺いっけい)、日向華江(山本陽子)、水原良二(勝村政信)、司馬宗吾(平田満)、大久保志郎(小日向文世)

原作:河原れん 『聖なる怪物たち』(幻冬舎文庫)
脚本:荒井修子、高山直也
主題歌:キャサリン・ジェンキンス 『アヴェ・マリア』

『聖なる怪物たち』公式サイト: http://www.tv-asahi.co.jp/seinaru/
聖なる怪物たち 第08話 視聴率: 8.6%

2012年3月 3日

聖なる怪物たち 第7話

三恵は珍しい血液型なんです。

結局、血液型の線から調べていくしか方法がない司馬健吾(岡田将生)です。

平井瑶子(大政絢)が良心の呵責を感じたのか、司馬健吾に採血したときの血液を持ってきました。勝手に持ち出すのはどうかと思いますけどね。それを言ってたら話が進まないのでしょうがないですけど。そもそも瑶子はお金目当てで健吾と付き合ってたのかもしれないし、もうすでに別れています。でも、かつての恋人同士、思いが通じるところもあります。

ボンベイ型って血液型があるのかぁ。でも、有馬三恵(鈴木杏)の血液型が特殊じゃなかったら、絶対にわからなかったですよね。ここまで完璧に準備をした春日井優佳(中谷美紀)には降参です。

でも、それ以上に真実を追究しようとする司馬健吾の執念に感心します。糸川要次郎(渡辺いっけい)も味方になりそうだし、森宮希実代(森脇英理子)が理事解任の腹いせに何かやってくれそうな雰囲気もあるし。日向圭子(加藤あい)と森宮希実代の立場が浮いたり沈んだりしておもしろいです。

司馬健吾って人間はお金で動くタイプではないんですよね。日向敏雄(長谷川博己)もその辺はわかっているようで、嫌な存在だなって思ってるんでしょうね。

視聴率が伸びないこともあってか、来週の8話で打ち切りになるようですが、最終的に笑うのは健吾なのか優佳なのか注目です。それとすべてが終わったとき、大久保志郎(小日向文世)は何を言うのかにも注目したいです。

聖なる怪物たち (幻冬舎文庫)
聖なる怪物たち (幻冬舎文庫)

キャスト:司馬健吾(岡田将生)、春日井優佳(中谷美紀)、日向圭子(加藤あい)、日向敏雄(長谷川博己)、平井瑶子(大政絢)、有馬三恵(鈴木杏)、森宮希実代(森脇英理子)、竹内悠(南圭介)、佐藤久美(富永沙織)、糸川要次郎(渡辺いっけい)、日向華江(山本陽子)、水原良二(勝村政信)、司馬宗吾(平田満)、大久保志郎(小日向文世)

原作:河原れん 『聖なる怪物たち』(幻冬舎文庫)
脚本:荒井修子、高山直也
主題歌:キャサリン・ジェンキンス 『アヴェ・マリア』

『聖なる怪物たち』公式サイト: http://www.tv-asahi.co.jp/seinaru/
聖なる怪物たち 第07話 視聴率: 6.8%

2012年2月25日

聖なる怪物たち 第6話

医者なのに警察か探偵のような振る舞いを見せる司馬健吾(岡田将生)、正義の人って感じでなかなかかっこいいじゃないですかー。

病院から赤ちゃんを連れて帰った日向敏雄(長谷川博己)を追跡する健吾。ほんと少ない情報を総動員して日向敏雄と日向圭子(加藤あい)まで行き着く執念がスゴイと感じました。

日向敏雄と春日井優佳(中谷美紀)、日向圭子の姉妹にとって誤算があったとしたら、有馬三恵(鈴木杏)の血液型が特殊だってこと。優佳は輸血用にと称して三恵の血液を採取してたから、その時点で特殊だってことはわかってたはずです。まあ、わかったところで、代理母を他の人物に変更するわけにもいかないし、そもそも優佳は健吾がここまで徹底して調べるとは思ってなかったですからね。敵を甘く見ると失敗するいい例えですね。あ、まだ失敗に終わったわけではないですけど。

優佳の執念も健吾に負けず劣らずスゴイでしょうから、いざとなったら健吾の口封じのために何でもしそうです。現に健吾を含めた派手な人事異動は優佳と日向敏雄の差し金ですし。

森宮希実代(森脇英理子)がどっちにつくかで全員の運命が左右されそうです。日向華江(山本陽子)も先妻をコケにしたたら、痛い目に遭いますよ。圭子は圭子で姑の日向華江に嫌われたら大変ですよ。この辺のバランスが面白いですね。

最終的には、糸川要次郎(渡辺いっけい)や平井瑶子(大政絢)、大久保志郎(小日向文世)といった病院の中の人を健吾がどれだけ味方につけられるかにかかっています。金と熱意のどちらが勝つか見ものですよ。

聖なる怪物たち (幻冬舎文庫)
聖なる怪物たち (幻冬舎文庫)

キャスト:司馬健吾(岡田将生)、春日井優佳(中谷美紀)、日向圭子(加藤あい)、日向敏雄(長谷川博己)、平井瑶子(大政絢)、有馬三恵(鈴木杏)、森宮希実代(森脇英理子)、竹内悠(南圭介)、佐藤久美(富永沙織)、糸川要次郎(渡辺いっけい)、日向華江(山本陽子)、水原良二(勝村政信)、司馬宗吾(平田満)、大久保志郎(小日向文世)

原作:河原れん 『聖なる怪物たち』(幻冬舎文庫)
脚本:荒井修子、高山直也
主題歌:キャサリン・ジェンキンス 『アヴェ・マリア』

『聖なる怪物たち』公式サイト: http://www.tv-asahi.co.jp/seinaru/
聖なる怪物たち 第06話 視聴率: 7.7%

2012年2月18日

聖なる怪物たち 第5話

間違いなく僕と圭子の子供だ。

ついに、第1話の冒頭で雨の中病院の玄関前に置き去りにされた妊婦とつながりました。やはり、あれは有馬三恵(鈴木杏)でしたか。車に乗せてきたのが日向圭子(加藤あい)で、すべてを指図したのが姉春日井優佳(中谷美紀)でした。

当然、司馬健吾(岡田将生)は何もわからないまま帝王切開をし、本来は母子ともに助かるはずだったところを優佳の策略で輸血用の血液の血液型を変えてたものだから、容態が急変して亡くなってしまいました。

ここまでは優佳の予定通りです。
日向敏雄(長谷川博己)も結果的には優佳の策略に乗っかるのがいいと判断したんでしょうね。生まれてきた赤ちゃんは、まぎれもなく自分と三恵の間の子なのに、それをあたかも自分と圭子の間の子であるかのように圭子と世間を欺かなければなりません。圭子の血液型はO型なんでしょうかね?ひょんなことからバレそうな感じがします。

おもしろくないのは森宮希実代(森脇英理子)です。先妻として陰で日向財閥を操っていたようですが、本妻の圭子に子供ができたとなれば、自分と子供の立場が危うくなると不安に思っていますね。でも、真実を知っているようなので、いずれ圭子や敏雄を脅すようになるのかもしれません。最後に出てきた田中哲司は、有馬三恵の兄なのかな?今後どう関わってくるのか見ものです。

後、病院の中でも面白い人がいます。事の一部を知っている糸川要次郎(渡辺いっけい)です。今後いろいろと調べていくうちに真実に到達して、健吾とともに日向財閥に立ち向かっていくのかもしれません。

私は知らなかった。無垢なるものが持つその恐ろしいまでの情熱を。

優佳から見れば、まだまだ甘い若造の健吾にこんな執念があるとは思いもしなかったでしょうね。次は健吾の逆襲に期待しましょう。

聖なる怪物たち (幻冬舎文庫)
聖なる怪物たち (幻冬舎文庫)

キャスト:司馬健吾(岡田将生)、春日井優佳(中谷美紀)、日向圭子(加藤あい)、日向敏雄(長谷川博己)、平井瑶子(大政絢)、有馬三恵(鈴木杏)、森宮希実代(森脇英理子)、竹内悠(南圭介)、佐藤久美(富永沙織)、糸川要次郎(渡辺いっけい)、日向華江(山本陽子)、水原良二(勝村政信)、司馬宗吾(平田満)、大久保志郎(小日向文世)

原作:河原れん 『聖なる怪物たち』(幻冬舎文庫)
脚本:荒井修子、高山直也
主題歌:キャサリン・ジェンキンス 『アヴェ・マリア』

『聖なる怪物たち』公式サイト: http://www.tv-asahi.co.jp/seinaru/
聖なる怪物たち 第05話 視聴率: 7.0%

2012年2月11日

聖なる怪物たち 第4話

予定通りというか、何というか、話が別の方向に動き出しました。

前回もお伝えしたとおり、どうも日向圭子(加藤あい)に対する夫日向敏雄(長谷川博己)の態度がおかしいです。過敏になりすぎている妻に対して、ちょっとさめた目で見ているだけかと思っていたら、そうではなくて・・・。

有馬三恵(鈴木杏)の振る舞いが圭子には随分身勝手なように思えます。おなかの中の子供に好きな名前をつけたり、外に出たいと言ったり、料理に塩をいっぱいかけたり、モーツァルトはやめてと言ったり、日向敏雄に落ちたフォークを取らせたり・・・。三恵が主導権を握っているというか、周りのみんなが三恵に振り回されているというか、女王様のような雰囲気です。

それもそのはず。春日井優佳(中谷美紀)と圭子の姉妹の計画の裏で、別の計画が進行していたのでした。さすが日向財閥の御曹司、ほしいものは何でも手に入れる日向敏雄、いざというときには金ですべてを解決できる日向敏雄です。三恵のおなかの中の子は、まぎれもなく三恵の子で、代理母でも何でもないのでした。

代理出産は日本で認められてないし、一夫多妻制も日本では認められてないけど、いろんな女性に子供を産ませるのはかまわない、というか仕方ない・・・みたいな発想ですね。日向敏雄おそるべし、です。まあ、結局のところ、跡継ぎが産めない圭子は日向財閥にとっては必要ないですからね。

有馬三恵(鈴木杏)、表面的には側室(二号さん)だけど、実質は正妻で、逆に何も知らない圭子は形だけの正妻となっています。何か戦国時代、江戸時代の武家のような構図になっています。日向財閥が日本を統一するための政略なのでしょうか。

そんな敏雄ですが、優佳に言われるまでもなく、聖職者という言葉とはかけ離れている自分をどのように感じているのでしょうか。表向きは地域社会に貢献している心優しい学校経営者、裏の顔は、世にのさばるためにはいかなる手段も辞さない、他人を犠牲にすることも厭わない冷徹な人物のように思えます。

優佳と圭子の姉妹がどこかのタイミングで敏雄を変えるのかもしれません。そういう流れに期待してしまうほど、非常にどろどろした展開です。

敏雄の前妻、森宮希実代(森脇英理子)と日向華江(山本陽子)が連れ立って圭子の見合いに来るのは驚きですが、いまだに理事をやっているところを見ると、森宮希実代も日向財閥が公にされては困る弱みを握っているのかもしれません。

どうやら、周りの人はみんな三恵のおなかの子が誰の子か、圭子がもう子供を産めない体になってしまったことを知っているようですね。優佳と圭子の姉妹の計画を巧みに利用して、最終的には姉妹を始末しようとしているのでしょうか?周りの方が一枚上手というわけですね。

何も知らないのは圭子だけです。優佳と圭子の姉妹の大逆転に向けた秘策はあるのでしょうか?

テンポがあまりよくないからか、ゴールデンタイムのドラマとは思えない低視聴率ですが、大丈夫ですかね。8話ぐらいで終わりそうな気配です。

聖なる怪物たち (幻冬舎文庫)
聖なる怪物たち (幻冬舎文庫)

キャスト:司馬健吾(岡田将生)、春日井優佳(中谷美紀)、日向圭子(加藤あい)、日向敏雄(長谷川博己)、平井瑶子(大政絢)、有馬三恵(鈴木杏)、森宮希実代(森脇英理子)、竹内悠(南圭介)、佐藤久美(富永沙織)、糸川要次郎(渡辺いっけい)、日向華江(山本陽子)、水原良二(勝村政信)、司馬宗吾(平田満)、大久保志郎(小日向文世)

原作:河原れん 『聖なる怪物たち』(幻冬舎文庫)
脚本:荒井修子、高山直也
主題歌:キャサリン・ジェンキンス 『アヴェ・マリア』

『聖なる怪物たち』公式サイト: http://www.tv-asahi.co.jp/seinaru/
聖なる怪物たち 第04話 視聴率: 5.6%

2012年2月 3日

聖なる怪物たち 第3話

僕には見えないところで女たちは計画を進めていた。そのゆがんだ欲望は、やがて僕の人生に火の粉を振りかける。医師としての僕の人生に。

今のところ、司馬健吾(岡田将生)はまだまだ普通。代理出産とはまだ関わってないけど、病院ではいろいろあります。

頸部食道がんの木嶋美保(佐藤仁美)は妊娠23週目。母子ともに助けようとした健吾は、手術を1週間伸ばして胎児への悪影響を減らそうとします。ところが、癌が声帯にまで進行してしまったために声帯を切除することになります。その辺のインフォームドコンセントが十分にできていなかったことで問題になります。真っ先に伝えておくべきことだけどねー、平井瑶子(大政絢)と付き合いだして浮き足立っているんでしょうか?

一方の日向家の方では・・・。

私ね、他人を裏切ることって、他人をあやめること以上に罪深いことだと思って生きてるの。これからもずっと。

こわーい。姉さん、めちゃめちゃ怖いですよ。妹日向圭子(加藤あい)を母にするために手段を選ばない春日井優佳(中谷美紀)の
でも、このあたりから有馬三恵(鈴木杏)が少し変わってきます。お腹を貸す決心をしたときの

わたし圭子先生の子供を産みます。元気な赤ちゃんを産みますから。

と言った三恵の言葉が懐かしいですね。無事出産したら、三恵をお役ご免としてしまう計画、ちょっと雲行きが怪しくなってきましたよ、これは。

圭子よりも三恵の方が肝が座っています。財閥の奥様は神経が細いのか、想像妊娠ばかりでなく、催眠術にかかってるようにさえ見えます。洗脳とかされたら、いちばん弱いタイプですかね。そんなか弱き妻を夫日向敏雄(長谷川博己)が守ってやらなければならないのに、どうも妻に対する愛情すら冷めてしまったかのようです。考えてみたら日向財閥の御曹司、圭子がダメならまた別の奥さんを探してこれるんだから、こんな計画に乗ったこと自体、驚きなんですけど。聖職者とか言う以前の問題で、「代わりはいくらでもいるんだよ」って思ってるのかもしれません。ハイリスクな賭けをしてますね。

いまだに理事に名を連ねている前妻森宮希実代(森脇英理子)の存在も不思議です。離婚したなら、お互い、関わらないようにすると思うんですけど、ほんと、不思議な関係ですね。敏雄はハーレムを目指しているのかな?

誓約書にサインすることを拒否した三恵は、姉妹を欺くとんでもない作戦を考えているような気がしてなりません。実は、日向敏雄と有馬三恵が組んで優佳と圭子の姉妹をどん底に落とすという壮大な計画なんでは?とも思ってしまいます。

一筋縄ではいきそうにありませんが、三恵が主導権を握って展開しそうな気配ですね。

聖なる怪物たち (幻冬舎文庫)
聖なる怪物たち (幻冬舎文庫)

キャスト:司馬健吾(岡田将生)、春日井優佳(中谷美紀)、日向圭子(加藤あい)、日向敏雄(長谷川博己)、平井瑶子(大政絢)、有馬三恵(鈴木杏)、森宮希実代(森脇英理子)、竹内悠(南圭介)、佐藤久美(富永沙織)、糸川要次郎(渡辺いっけい)、日向華江(山本陽子)、水原良二(勝村政信)、司馬宗吾(平田満)、大久保志郎(小日向文世)

原作:河原れん 『聖なる怪物たち』(幻冬舎文庫)
脚本:荒井修子、高山直也
主題歌:キャサリン・ジェンキンス 『アヴェ・マリア』

『聖なる怪物たち』公式サイト: http://www.tv-asahi.co.jp/seinaru/
聖なる怪物たち 第03話 視聴率: 6.9%

2012年1月29日

聖なる怪物たち 第2話

あの頃の僕は知らなかった。1年も待たずに彼らの策略に巻き込まれることを。

第1話で出てきた「仕組まれた必然」が徐々に明らかになっていきます。

私には子宮がないの。昔、中絶手術をしたの。そのときに子宮にキズがついて摘出したのよ。

倫理上の問題はあるにせよ、姉春日井優佳(中谷美紀)が妹日向圭子(加藤あい)の代理母になれたら、事は簡単に解決したのでしょうが、残念ながら無理なようです。

ところで、優佳の相手は誰だったんでしょうね。誰とでも付き合うタイプではなさそうです。でも、かといって当時同じ病院で働いていた医師とかでもなさそうだし。自分が妹の進学資金を捻出しなければならないってことは、お相手はそんなにはお金に余裕のある人ではなかったのかもしれません。

私の大学の入学金作るために、だから子供あきらめたんでしょ?

この姉妹にそんな過去があったとは・・・。これも宿命でしょうか。自分は大学進学はせずに看護師になったが、妹には大学を卒業してほしいという母親代わりの姉らしい愛情ですね。

新しい目標ができたの。圭子の子供を作ること。

姉妹とも至急を摘出してしまうというのは偶然にしても非常に悲しい出来事です。自分は独身だからしょうがないけど、幸せな結婚に恵まれた妹には愛の結晶の子供が授かってほしいという思いから、道を外れていくのでしょうか。有馬三恵(鈴木杏)を代理母にし、無事出産後、お役ご免としてしまう計画・・・仕組まれた必然がここからスタートします。

わたし圭子先生の子供を産みます。元気な赤ちゃんを産みますから。

と言った有馬三恵の言葉が切ないです。

聖なる怪物たち (幻冬舎文庫)
聖なる怪物たち (幻冬舎文庫)

そして、すべてを決意した優佳は、

真っ暗な海を見つけます。そこに誰が浮かんでても気づかない、暗闇の中の海を見つけます。

日向敏雄(長谷川博己)に対して、秘密裏に進めることを宣言します。

そのとき、僕はまだ知らなかった。彼女の優しい仮面の下に、もう一つの顔が隠されていることを。

おどろおどろしい展開が待っていそうです。

今までの医者は、数値がどうだとか、データがどうだとか、痛いところに触りもしない医者ばかりだった。でも、あんたは私にさわり続けた。私の命、あんたに預けるよ。

さすがテレビ朝日、最近のデータ重視の医者を皮肉ってますね。ま、医者に限らないんですけどね。こんな感じで、今はまだ蚊帳の外で患者に対して熱心な司馬健吾(岡田将生)ですが、優佳の計画にどのように関わってくるのか興味深いですね。

キャスト:司馬健吾(岡田将生)、春日井優佳(中谷美紀)、日向圭子(加藤あい)、日向敏雄(長谷川博己)、平井瑶(大政絢)、有馬三恵(鈴木杏)、森宮希実代(森脇英理子)、竹内悠(南圭介)、佐藤久美(富永沙織)、糸川要次郎(渡辺いっけい)、日向華江(山本陽子)、水原良二(勝村政信)、司馬宗吾(平田満)、大久保志郎(小日向文世)

原作:河原れん 『聖なる怪物たち』(幻冬舎文庫)
脚本:荒井修子、高山直也
主題歌:キャサリン・ジェンキンス 『アヴェ・マリア』

『聖なる怪物たち』公式サイト: http://www.tv-asahi.co.jp/seinaru/
聖なる怪物たち 第02話 視聴率: 7.9%

2012年1月23日

聖なる怪物たち 第1話

「この冬、最もスキャンダラスな医療サスペンス」と銘打ったテレビ朝日渾身の力作ドラマがこの『聖なる怪物たち』です。主役が岡田将生ってことで、かっこいい医者のドラマかと思ったんですけど、いろいろありそうなので、期待して見ます。

司馬健吾役の岡田将生は『オトメン(乙男)』の頃はひ弱な感じもあったのに、たった2年あまりで主人公の医師役という最高の役どころを務めることになりました。大河ドラマ『平清盛』では、源頼朝役を演じていますし、飛ぶ鳥を落とす勢いとはこのことでしょうか?

中谷美紀は相変わらず『仁』のイメージが強いですが、今度は患者側ではなくて看護師として登場です。

では、第1話です。

その夜、一つの命が誕生し、一つの命が死を迎えた。皮肉な偶然が重なり引き起こされた出来事だった。そのとき、僕はまだ知らなかった。この出来事が偶然ではなく、仕組まれた必然だった。

ある雨の夜、黒塗りのあやしい八王子ナンバーの車が病院の入り口に横付けし、身重の女性を置き去りにする。車を待つようにして窓際で見ていた春日井優佳(中谷美紀)は何かを知っているのか?その女性は帝王切開で無事男児を出産するが、その直後に突然容態が急変し、亡くなってしまいます。

「仕組まれた必然」というのが非常に気になりますね。

聖なる怪物たち (幻冬舎文庫)
聖なる怪物たち (幻冬舎文庫)

優佳の妹は実業家日向敏雄(長谷川博己)の妻、日向圭子(加藤あい)、実にきれいな姉妹です。結婚披露宴の当日に流産して子宮を摘出してしまうのでした。結果的に大金持ちの御曹司を寝取ってしまった圭子です。森宮希実代(森脇英理子)には「自分のほしいものは何でも手に入れる」と評される圭子。夫を取られた前妻としてはそれほど皮肉っぽく聞こえなかったのが不思議です。単に金目当てだったのかもしれません。

ま、そんな圭子なので、赤ちゃんが産めないのは相当ショックだったでしょうね。そして、姉優佳に代理母になってくれないかと頼むことにつながるのです。

この流れからすると、帝王切開で生まれた母親のいない身元不明の赤ちゃんを圭子の子供にするのかなと思いますが、ちょっと安直かな?もう一ひねりも二ひねりもあるのかもしれません。終盤、八王子の日向家を訪問したときに例の黒塗りの車はありましたが、誰がどのように関わってるのか・・・。

私たちに代理出産はできません。なぜなら、私たちは教育に携わる聖職者だからです。

と言う日向敏雄はどこまで知っているのか、姉妹だけで仕組んだものなのか、気になります。

キャスト:司馬健吾(岡田将生)、春日井優佳(中谷美紀)、日向圭子(加藤あい)、日向敏雄(長谷川博己)、平井瑶(大政絢)、有馬三恵(鈴木杏)、森宮希実代(森脇英理子)、竹内悠(南圭介)、佐藤久美(富永沙織)、糸川要次郎(渡辺いっけい)、日向華江(山本陽子)、水原良二(勝村政信)、司馬宗吾(平田満)、大久保志郎(小日向文世)

原作:河原れん 『聖なる怪物たち』(幻冬舎文庫)
脚本:荒井修子、高山直也
主題歌:キャサリン・ジェンキンス 『アヴェ・マリア』

『聖なる怪物たち』公式サイト: http://www.tv-asahi.co.jp/seinaru/
聖なる怪物たち 第01話 視聴率: 10.8%