ストロベリーナイト 第11話(最終回)
最終回のメインは中川美智子(蓮佛美沙子)です。メインというか、すべての鍵を握るキーパーソンというところでしょうか。
まずは姫川玲子(竹内結子)との会話から。
もう話すことなんて何もありません。
そのとき私は17歳だった。ナイフで刺されてレイプされた。抵抗したらもっと刺される。そう思ったら、その卑劣な男に汚され続けるしかなかった。だから、命は助かったけど、でも、私は、私の心は死んだ。犯人を憎んだ。でも、それよりもっと自分を呪った。こんな自分なんかこの世から消えてしまえばいい。でも、ある人が私に教えてくれた。生きなきゃいけないって。生きるために戦わなければいけない。戦って自分にも犯人にも勝たなきゃいけないって。あなたにも戦ってほしい。まっすぐ前を向いて生きていくために戦ってほしい。
あなたとは違う。私は、自分で服を脱いだから。自分で何度も何度も脱いで、鳥羽の前で何度も何度も何度も何度も・・・。
あなたは悪くない。悪いのは飛べなの。いいよ、ないていい。泣けなかったんだよね。
中川美智子が戸部真樹夫(池田鉄洋)と関係を持っていたと気づいた玲子はさすがです。同じ女性同士、同じ性被害者同士であることはもちろん、玲子の勘の鋭さも大きく影響していますね。
先週、「中川美智子が戸部真樹夫から関係を強要されたのを知った三島耕介(濱田岳)がて激怒して、戸部真樹夫に対して殺意を抱いた。」と予想したのもおおむね正解でした。後、「ニセの高岡賢一(石黒賢)は身元がバレるのを防ぐため、傷跡がある左手を切断して戸部真樹夫の左手を移植した」のも、移植まではしなかったけど、そっち方面でした。高岡が自らの左腕を切断するシーン、胸が締付けられるような思いで見ていました。「高岡賢一と共謀して戸部真樹夫を殺害した」点は残念ながらハズレでしたが、この真相があってのさきの腕の切断なわけで、非常に重いですね。
まあ、フィクションではあるのだけど、世の中にこんなことができる人がいるのかもしれないという思いをあらたにして、のんびり生きている自分が間抜けに思えてきました。
何かにつけて言い争っている姫川玲子と日下守(遠藤憲一)が最後は心を一つにして事件解決に立ち向かった展開はなかなかうれしかったです。ただ、日下守が玲子に歩み寄っただけで、玲子は相変わらずだったのがちょっと残念ではありました。
日下守に歩み寄れなかった分、母姫川瑞江(手塚理美)を抱きしめた病室でのシーンは、多少なりともほっとした映像でした。あれだけで、母と娘のわだかまりが解け切るとは思えませんが、同僚や事件当事者の考える家族のあり方を通して、玲子も自分の考えを変える時期が来たのでしょう。菊田和男(西島秀俊)と新しい家族を作るきっかけにはなるかもしれませんね。
『ストロベリーナイト』、途中の脚本の人はまったく人間が描けてないので、見るのやめようかとも思いましたが、最初と最後できちんとドラマにしてくれて助かりました。龍居由佳里さんが全部脚本担当すればよかったのに・・・。
さてさて、来年かな?映画化するみたいなので、その最後のシーンは、菊田和男と玲子の結婚式ということで、今から予想しておきます。
キャスト:姫川玲子(竹内結子)、菊田和男(西島秀俊)、石倉保(宇梶剛士)、葉山則之(小出恵介)、湯田康平(丸山隆平)、今泉春男(高嶋政宏)、橋爪俊介(渡辺いっけい)、日下守(遠藤憲一)、勝俣健作(武田鉄矢)、姫川忠幸(大和田獏)、姫川瑞江(手塚理美)、國奥定之助(津川雅彦)、井岡博満(生瀬勝久)、姫川玲子(岡本あずさ)、大塚真二(桐谷健太)、佐田倫子(国中涼子)、小峰薫(田中要次)、島千秋(小木茂光)、高岡賢一(石黒賢)、三島耕介(濱田岳)、中川美智子(蓮佛美沙子)
原作:誉田哲也 『シンメトリー』
脚本:龍居由佳里、林誠人、旺季志ずか、黒岩勉
主題歌:GReeeeN 『ミセナイナミダハ、きっといつか』
『ストロベリーナイト』公式サイト: http://www.fujitv.co.jp/strawberrynight/index.html
ストロベリーナイト 第11話 視聴率: 15.9%




